出場しなかった香川真司【写真:Getty Images】
【ドルトムント 1-1 リバプール ヨーロッパリーグ準々決勝】
ヨーロッパリーグ(EL)準々決勝が現地時間7日に行われ、ドルトムントはホームにリバプールを迎えて対戦。ディボック・オリギに先制点を許すも後半に追いつき、1-1の引き分けに終わっている。
現地時間2日に行われたブレーメン戦でゴールを決めた日本代表MF香川真司だが、この日はベンチスタートとなった。ワントップにピエール=エメリク・オーバメヤンが入り、マルコ・ロイスやヘンリク・ムヒタリアン、エリック・ドゥルムなどが2列目に入っている。
試合は前半から攻め合う形となった。リバプールは21分にセットプレーからデヤン・ロヴレンがヘディングシュートを放つもGKロマン・ヴァイデンフェラーがファインセーブを見せる。
反対にドルトムントは29分、オーバメヤンがセットプレーから直接ゴールを狙うもGKシモン・ミニョレが防ぎ先制点とはならない。34分にはムヒタリアンが自らペナルティエリア内に侵入しシュートを放つがゴール右に外れた。
すると36分、リバプールのオリギが味方のそらしたボールを受け取りゴール前へ。冷静にGKの位置を確認してシュートを放つと、これがゴールに突き刺さる。やや押され気味だったリバプールが先制点を決めることに成功している。その後はスコアは動かず、リバプールが1点リードした状態で前半を折り返す。
後半に入るとすぐに試合が動いた。48分にドルトムントはショートコーナーからゴール前にクロスを入れると、マッツ・フンメルスが飛び込みヘディングシュートを叩き込む。後半最初のチャンスで同点に追いつくことに成功した。
直後の51分、52分には立て続けにシュートの嵐を浴びたが、GKヴァイデンフェラーがファインセーブ連発でピンチをしのぐ。その後もお互いに追加点を狙いに行くがスコアは動かず1-1の引き分けに終わっている。
香川は3月5日のバイエルン・ミュンヘン戦で欠場して以来、公式戦6試合ぶりに出場がなかった。次は現地時間14日にリバプールのホームで第2戦が行われる予定だ。
【得点者】
36分 0-1 オリギ(リバプール)
48分 1-1 フンメルス(ドルトムント)
【了】