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欧州が驚愕! レアル下す“奇跡”を成し遂げたヴォルフスをドイツ紙が絶賛

text by 編集部 photo by Getty Images

ヴォルフスブルク
レアル・マドリーに勝利したヴォルフスブルク【写真:Getty Images】

 チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグ、ヴォルフスブルク対レアル・マドリーが現地時間の6日に行なわれ、2-0でホームのヴォルフスブルクが先勝した。

 現在、世界で最も勢いのあった宿敵バルセロナを現地時間2日、敵地で4年ぶりに勝利したマドリー。同時にバルセロナの連勝記録を「39」で止めている。クラシコに勝利し、意気揚々とドイツに乗り込んだ同クラブだったが厳しい現実を突きつけられた。

 下馬評でもマドリー優位の声は多くあったが、21本のシュートは一度もヴォルフスブルクの守るネットを揺らすことはなかった。逆に今季加入したMFユリアン・ドラクスラーを中心に効果的なカウンターで好機を連発させたヴォルフスブルクに軍配は上がった。

 ドイツ全土で売られているタブロイド紙『ビルト』は「ヴォルフスブルクの奇跡」という見出しを掲載している。ドイツ国内でもこの“奇跡”に沸いているようで試合終了後の真夜中に見出しを更新する力の入れようだ。

 内容も「ヨーロッパはヴォルフスブルクに驚愕!」で始まり、得点者のDFリカルド・ロドリゲスとMFマキシミリアン・アーノルドを称える一方で、FWカリム・ベンゼマ、FWギャレス・ベイル、FWクリスティアーノ・ロナウドという“BBCトリオ”をシャットアウトしたとDF陣の奮闘を称えている。

 一方で、ヴォルフスブルクは昨シーズンのブンデスリーガを2位で終えたが、今シーズンは勝ち点「38」で8位に沈んでいる。来シーズンのCL出場権が与えられる4位以内に入るには、残り6節で4位のボルシア・メンヒェングラッドバッハの勝ち点「45」に追いつき、ひっくり返す“奇跡”が必要である。

【了】

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