八百長に関与した疑いがあるアントニオ・コンテ監督【写真:Getty Images】
来季チェルシーの指揮官就任が決まったアントニオ・コンテ監督だが、もし八百長問題で有罪判決を受けた場合には職務に大きな影響をもたらす恐れがあるようだ。5日に英紙『テレグラフ』が報じている。
同紙によると、八百長疑惑があるコンテ監督は現在起訴されており、有罪判決となった場合には6ヶ月の執行猶予付き禁錮と8000ユーロ(約100万円)の罰金処分を受ける可能性があるとのこと。場合によってはイタリア代表やチェルシーにも大きな影響を与えるかもしれない。
コンテ監督は、シエナを率いていた2010/2011シーズンのアルビノレッフェ戦で、八百長の動きを知りながらも告発しなかったとして起訴されていた。2011年5月に起こった八百長スキャンダルは、約100人の容疑者がいるとされている。判決は5月中旬に言い渡される予定となっており、そこでコンテ監督の疑惑が晴れ、何事もなく来季を迎えたいところだ。
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