スコットランド1部復帰を果たしたレンジャーズ【写真:Getty Images】
スコットランドの名門クラブ・レンジャーズが4部降格から4年の歳月を経て、ついにスコットランド1部復帰を果たした。
現地時間5日にスコットランド2部(チャンピオンシップ)第33節が行われ、レンジャーズはダンバートンと対戦。ジェームズ・タヴェルニエの決勝点を守り切ったレンジャーズが1-0の勝利をおさめ、2部優勝を決めた。これにより来季はスコットランド1部で戦うこととなる。
レンジャーズは2012年2月に破産状態に陥り会社更生法の適用申請を行った。同クラブは2部からの出直しを訴えたが受け入れられず、最下部に当たる4部相当から出直すこととなった。
2012年に4部優勝し、2013年には3部でも優勝。2014年は2部で戦い昇格を逃してしまうも、今季は自動昇格の座を確実なものとし1部昇格を決めている。
スコットランド1部で54回もの優勝を経験しているレンジャーズが味わった4年間の屈辱。横浜F・マリノス所属の中村俊輔が以前在籍していたセルティックとは何度もタイトル獲得を争った。その名門クラブが、ようやく元いた場所に復帰することとなる。
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