ババエフGMは夏の移籍破談について…【写真:goal.com】
CSKAモスクワは27日、チャンピオンズリーグ・グループD第5節でバイエルン・ミュンヘンと対戦し、ホームで1-3と敗れた。レオニド・スルツキ監督は、決定機を逃したMF本田圭佑を批判することはできないと話している。
1点ビハインドで迎えた後半序盤、本田は何度か訪れたチャンスを決めることができなかった。その後チームが追加点を許すと、PKで1点を返すことに成功したが、すぐに3点目を奪われて万事休す。本田のホームでのラストゲームは、王者相手の黒星に終わった。
スルツキ監督は試合後の会見で、次のように話している。
「本田がPKを蹴ることは試合前に決めていた。(セイドゥ・)ドゥンビアと(ラスムス・)エルムがいなかったからだ。彼がチャンスを逃したことはまったく関係ない」
「(決めていれば)本田が今夜のヒーローになれたかもしれないのは確かだ。だが、ミスで彼を批判するのは愚かだろう。小さいからと子供を批判するようなものだ。彼はゴールを決めたいと願ったが、決まらなかったんだよ」
一方、ロマン・ババエフGM(ゼネラルマネジャー)は、夏に本田をミランに放出しなかったことについて、このようにコメントしている。
「ミランが提示していたよりも、CLでより多くの資金を得られると考えたからだ。だが、主な要因は、交渉がもっと礼儀正しくなされるべきだったということだよ」
「もちろん、CSKAは本田の代役を探す。だが、新しい選手たちのすべてがまだそのポテンシャルを完全に発揮しているわけではないことも考慮しないとね。彼らの成長ぶりを見てみなければいけない」