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レスター、主将の強烈ヘッドでセインツ下し優勝へ邁進!岡崎vs吉田の日本人対決は実現せず

text by 編集部 photo by Getty Images

レスター
主将モーガンのゴールで4連勝としてレスター・シティ【写真:Getty Images】

【レスター 1-0 サウサンプトン プレミア第32節】

 プレミアリーグで首位に立つレスター・シティは現地時間3日、サウサンプトンとホームで対戦した。

 先日の日本代表ではともにピッチに立っていたレスターの岡崎慎司は先発、一方“セインツ”(サウサンプトンの愛称)の吉田麻也はベンチスタートとなった。

 昨年10月の試合では岡崎の途中交代後に吉田が出場したため、プレミアリーグ史上2度目の日本人対決は実現せず。この試合では、2013年1月以来3年ぶりとなる日本人対決が実現するかどうかに注目が集まる。

 11分、ジェイミー・ヴァーディーのクロスに岡崎が走り込むがこれは相手DFがブロック。対するサウサンプトンは右サイドからのクロスにグラツィアーノ・ペッレがヘディングで合わせるがわずかに枠を外れる。

 レスターは32分にピンチを迎える。DFラインを抜け出したサディオ・マネがGKカスパー・シュマイケルまでかわしてシュートを打つが、DFダニー・シンプソンがブロックして事なきを得る。

 その後もサウサンプトンにミドルシュートを打たれるシーンもあったレスターだが、ワンチャンスをものにする。38分、左サイドバックのクリスティアン・フクスのクロスにキャプテンのジャマイカ代表DFウェズ・モーガンが強烈なヘディングシュートを叩き込んでレスターが先制する。モーガンはこれが今季初ゴールとなった。

 前半はサウサンプトンの猛攻を凌ぎ切り、少ないチャンスを得点につなげたレスターが1-0のリードで前半を終える。

 後半も膠着した展開が続くと、64分にレスターのクラウディオ・ラニエリ監督は岡崎に代えてレオナルド・ウジョアを投入。岡崎対吉田の日本人対決が実現することはなくなった。

 レスターは70分、ヴァーディーがエリア内に侵入してラストパスを送ると後ろからシンプソンが走り込んで合わせるが、これはGKフレイザー・フォースターがファインセーブを見せる。

 試合終盤もレスターはヴァーディーがチャンスを迎えるがフォースターを破ることはできず。しかし、最後までサウサンプトンの反撃を抑えたレスターはこれで4試合連続で1-0の勝利を収めた。サウサンプトンの吉田は最後まで出番はなかった。

 優勝へと邁進するレスターは、この日が59歳の誕生日となったタイ人オーナーのヴィチャイ・スリヴァッダナプラバに向けて最高のプレゼントを贈った。

【得点者】
38分 1-0 モーガン(レスター)

【了】

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