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チェルシーにとってヴィラは“踏み台”? ヒディンク監督「若手のための試合」

text by 編集部 photo by Getty Images

ヒディンク
フース・ヒディンク監督【写真:Getty Images】

 2日に行われたプレミアリーグ第32節でアストン・ヴィラ4-0と圧倒したチェルシー。普段出場機会の少ない若手を多く起用しての大勝をフース・ヒディンク監督も喜んでいる。英『トークスポーツ』がコメントを伝えている。

「勝利の後はいつも気分がいいものだが、今日は特にいいね。若手を育てることができた。数人デビューしたね」

 チェルシーは冬に獲得したアメリカ人CBマット・ミアグザや18歳のジェイク・クラーク=サルターがプレミアリーグデビューを果たした。若手ではないがアレシャンドレ・パトも加入後初出場で初ゴールを記録している。

 このままいけば来季チャンピオンズリーグにできないため主力が退団する可能性もある。そのためヒディンク監督は来季を見据えた起用を意識しているようだ。「このような試合は若手たちが高いレベルにステップアップできることを見せるためにある」と述べ、降格圏に沈むチーム相手の戦い方を説いた。

 全力で試合に臨まない姿勢は批判を浴びるかもしれないが、チェルシーは来季に向けた戦いを始めている。

【了】

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