ザハ・ハディド氏【写真:Getty Images】
新国立競技場の当初案を設計したイギリスの建築家ザハ・ハディド氏が31日、アメリカ・フロリダ州マイアミの病院で心臓発作のため死去した。享年65歳だった。イギリス『BBC』が報じている。
ザハ・ハディド氏はイラクの首都バグダッド出身の建築家。2020年東京オリンピックの会場となる新国立競技場のデザイン案に採用されたが、総工費が2520億円に膨れ上がったことで白紙撤回されていた。
同氏は昨年12月22日に決定した新デザインが同氏のデザインに似ていると主張。著作権に関して法的処置を検討していた。
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