代表引退を検討しているペトル・チェフ【写真:Getty Images】
アーセナルに所属する33歳のチェコ代表GKペトル・チェフが、EURO2016終了後の代表引退を検討しているようだ。3月31日に英メディア『ESPN FC』が報じている。
チェフはユース年代のころから頭角を現し、U-15からU-21まで各世代別チェコ代表としてプレーした。その後、チェコ名門のスパルタ・プラハに在籍していた2002年に代表デビューを果たし、これまでに通算117試合に出場。2006年W杯ではチームの正守護神としてゴールを守っている。
代表でのプレーに関してチェフは「僕はもうすぐ34歳になるし、代表引退を検討する時期が来たと思う。先日、僕は考えたんだ。14年間も代表としてプレーしてきたから、そろそろ章を終えてもいいのではないか? とね」と語り、代表引退を示唆した。
「代表では多くの移動を必要とするし、プレーすることがなくなればアーセナルでのプレーに集中できる可能性が高くなると思う。結局のところ、僕はもう若くないからね」
一旦停止して新しい方向性を選択する時期にきたのだと思う。最終的なキャリアのポイントにね。そのポイントはEURO終了後だと思っているよ」
昨年夏にチェルシーからアーセナルに移籍し、今季は公式戦36試合に出場している。絶対的な守護神として君臨しており、来季は主将候補としても名前が挙がっていた。そういった経緯もあり、今後はクラブでのプレーだけに集中していく考えがあるようだ。
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