サンダーランドのエマヌエル・エブエ【写真:Getty Images】
サンダーランドは、FIFAから元コートジボワール代表DFエマヌエル・エブエに対して1年間の出場停止処分を科されているとイングランドサッカー協会(FA)から通達されたことを公式声明で発表した。
かつてアーセナルやガラタサライでプレーし、今月9日にサンダーランドに加入したエブエだが、元代理人との金銭トラブルが原因で今回の決定に至った。
サンダーランドは公式声明でエブエとの契約を解除する意向があると表明しているが、エブエは2週間以内にクラブに対して異議申し立てをすることができる。
英紙『インディペンデント』によれば、エブエは2014年9月に元代理人のセバスティアン・ボワソー氏に対して2万1650ポンド(約346万4000円)の罰金の支払いをFIFAから科されており、120日間の猶予期間を与えられていた。しかし、期間内の支払いが履行されていなかった。
また同紙によれば、エブエはFIFAから1年間の出場停止処分を科されているが、ボワソー氏への支払いが完了すれば解消されるという。
サンダーランドは今年2月にも元イングランド代表MFアダム・ジョンソンが未成年少女との性行為により解雇処分とし、同選手は懲役6年の判決を下されている。
残留争いに加えてトラブルが続くサンダーランドだが、エブエは加入後わずか1ヶ月で契約解除となってしまうのだろうか。
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