J1第32節で鹿島アントラーズの小笠原満男がJ1通算400試合出場を達成した。400試合出場は史上12人目となっている。
小笠原と言えば、鹿島アントラーズの黄金期を肌で知り、現在のチームにも欠かすことの出来ないベテランだ。2006年8月にはセリエAのメッシーナへ期限付き移籍したが、翌年7月には鹿島に復帰。2007年からオリベイラ監督のもと、リーグ3連覇となる偉業に貢献し、2009年には年間最優秀選手にも選ばれている。
史上12人目の400試合出場達成となったが、11人目は鹿島アントラーズの同僚であるGK曽ヶ端準で、彼の達成した第28節に継ぐJ1通算400試合出場達成となっている。
そしてこの歴代出場数ランキング、実は10位付近が大混戦になっているのをご存知だろうか。
現在の10位は、新井場徹(C大阪)。彼の出場数は413試合。それを追うのが、前述した11位の曽ヶ端準(鹿島)の404試合。さらにそれを今回400試合出場を達成した12位に小笠原満男の400試合となっている。
だが13位には阿部勇樹(浦和)が399試合と肉薄している状況だ。
今シーズンのJ1は残り2試合のため、大きな変動はなさそうだが、来季になると9位の藤田俊哉(引退)の419試合、8位の川口能活(磐田)などは抜かれる可能性がありそうである。
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