ミランが今夏の移籍市場で、17歳のU-21イタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマを放出する可能性が浮上した。27日に伊メディア『フットボールイタリア』が報じている。

　同メディアによると、財政状況が厳しい状況にあるミランは移籍金獲得のためにドンナルンマの放出を示唆しているとのこと。同選手に対してはバルセロナやレアル・マドリー、マンチェスター・シティやマンチェスター・ユナイテッドが獲得に興味を示しており、4000万ユーロ（約50億円）以上のオファーがあれば売却を検討するようだ。

　ドンナルンマは16歳の若さでセリエAデビューし、正守護神だったディエゴ・ロペスに代わって主力の座を掴み取っている。今季は公式戦22試合に出場しており、6位につけるミランにとって唯一の希望でもある。

　契約延長も検討しているとされるミランだが、果たして魅力的なオファーが届いた場合には資金確保のための苦肉の策として、希望の星を売却することになるのだろうか。

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