長友佑都【写真:Getty Images】
日本代表は23日、埼玉県内でロシアW杯アジア地区2次予選のアフガニスタン戦に向けた前日練習を行った。
今回の2連戦も日本が圧倒的にボールを支配し、ほとんどの時間を敵陣で過ごすことになるだろう。長友佑都は「相手が引いて来るからやりづらいというのは正直ある」としつつ、「サイドバックの選手は上がるタイミングもそうですけど、高い位置からどんどん攻撃に参加していかないといけない」と意欲を語った。
直近のセリエAのローマ戦で、インテルの一員として出場した長友は対峙するモハメド・サラーを完全に封じた。「僕は相手が速ければ速いほど、うまければうまいほど燃えるタイプ。1対1もすごく楽しかった」と、世界レベルのアタッカーとのマッチアップを振り返った。
この試合で長友は、攻撃参加を自重して、サラーを監視し続けた。高い位置に顔を出すことが持ち味のひとつだが、SBにとってまず求められるのは守備での貢献だ。恐らく、今回の代表戦では守る機会は少ないと思われるが、イタリアから手ごたえを持ち帰ってきたのは間違いない。
「まだまだ僕自身、もっとすごい選手と戦える様に努力しないといけない」
尽きることのない向上心。その姿勢はハリルジャパンの仲間にも刺激を与えるはずだ。
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