ズラタン・イブラヒモビッチ【写真:Getty Images】
ストーク・シティに所属する元イングランド代表DFライアン・ショークロスが、“悪夢の夜”を振り返った。英紙『デイリー・テレグラフ』が伝えている。
ショークロスは2012年11月に行われたスウェーデン代表との親善試合で74分に途中出場し、代表デビューを飾った。
当時のことを振り返り、「僕は家族の笑い者になった。10分間の代表戦で、“ある男”に傷つけられた」と語った。
“ある男”とは、ズラタン・イブラヒモビッチのことである。ショークロスの出場後にイブラヒモビッチが2得点を叩き込み、イングランド代表は2-4で敗れている。なお、この試合でイブラヒモビッチはフル出場して全4得点を決めている。
「ズラタンは僕の代表キャリアを壊したんだ! 僕はチャンスを得たけど、彼を止められるDFは多いとは思わない。僕は何ができるかを証明する10分間を与えられた。だけど、十分なパフォーマンスではなかったのだろう。僕は世界でベストのストライカーと対峙した。そして、それは起きてしまったんだ」
ストークでキャプテンを務めるショークロスだが、この試合を最後に代表から遠ざかり、それ以降一度も招集されることもなくなった。
しかし、「僕はストークで代表チームに呼ばれるのに十分なパフォーマンスをしてきた。だから呼ばれるのもそう遠くないはずさ」と、代表復帰に自信を覗かせている。
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