今夏の移籍を示唆しているアクセル・ヴィツェル【写真:Getty Images】
ロシア1部のゼニトに所属するベルギー代表MFアクセル・ヴィツェルが、今夏の移籍を示唆した。22日に伊メディア『フットボールイタリア』が報じている。
同メディアによると、ヴィツェルに対してはミランとユベントスが関心を示しているとのこと。ゼニトとは2017年6月まで契約を残しているが、ヴィツェル本人は今夏にゼニトを退団する考えがあるようだ。
「僕はこの夏にロシアを去るつもりで考えている。今、ゼニトを退団するとは100%言い切れないけど、僕はクラブとの契約延長を論議する気はない」
ヴィツェルは今季公式戦31試合に出場し4得点を決めている。ユース年代のときから注目され、各世代別代表としてはU-15からU-21までの出場経験がある。現在はベルギー代表として通算60試合に出場していた。
FIFAランキング1位をキープするベルギー代表の中心選手で、中盤の要として活躍している。選手本人は移籍を前向きに考えているだけに、ゼニトとの交渉次第で獲得できるチャンスはあるが、果たしてミランやユベントスは獲得に動くのだろうか。
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