現役時代のジネディーヌ・ジダン氏【写真:Getty Images】
レアル・マドリーが現地時間の20日に対戦したセビージャは、ジネディーヌ・ジダン監督が現役時代にある“最初で最後”を記録した対戦相手だった。スペイン紙『アス』が報じている。
リーガ・エスパニョーラ第30節、マドリーはホームでセビージャ戦と戦い4-0と快勝を収めた。セビージャは、ジダン監督が現役時代にキャリアで初めてであり唯一のハットトリックを記録した“記念”の相手であった。
10年前となる2006年にジダン氏はマドリーの選手としてセビージャ戦に出場。3ゴールを挙げ4-2の勝利に貢献した。当時33歳であり650試合以上に出場し100ゴール以上を挙げていたジダン氏だが、なんとハットトリックはキャリア初であり、この試合が最初で最後となった。
20日のセビージャ戦では奇しくもマドリーは10年前と同じく4ゴールで勝利を収めた。クリスティアーノ・ロナウド、カリム・ベンゼマ、ガレス・ベイル、ヘセと攻撃陣が1得点ずつ記録している。
記念すべき相手との試合に、ジダン監督は何を思ったのだろうか。
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