バイエルン残留も視野に入れているキングスレー・コマン【写真:Getty Images】
ユベントスからバイエルン・ミュンヘンに期限付き移籍している19歳のフランス代表FWキングスレー・コマンは、復帰よりも残留を望んでいるかもしれない。21日に独メディア『スポルトビルト』が報じている。
コマンは昨年夏にユベントスからレンタル移籍でバイエルンに加入。今季公式戦29試合に出場し6得点11アシストを記録している。2017年6月までの期限つきでバイエルンに加入したが、バイエルン側が完全移籍を望めば買い取りオプションを行使することも可能だ。選手本人もバイエルンでプレーを続けていることを望んでいるかもしれない。
「成功したキャリアを持つ選手は、多くの場合移籍をあまりしない。僕は今、世界で3本の指に入ると思われる最高のクラブにいるんだ。だがら、バイエルンに残ることも全く問題はないし、キャリアを全うしても良いと思っている」
バイエルンは現在、ブンデスリーガ第27節が終了した時点で首位に立っている。リーグ優勝も視野に入っており、コマンにとっても満足のいくシーズンを過ごしていると言って良いだろう。クラブ側も買い取りオプションを行使する可能性は十分にありそうだ。
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