マージーサイドダービーではベンチスタートに【写真:goal.com】
リヴァプールに所属するイングランド代表FWダニエレ・スタリッジは、負傷を抱えて代表戦に臨んだことが影響して所属クラブで出場機会を限られたことにも、自身の決断に後悔はないと主張している。
スタリッジは、19日に行われたドイツ代表との国際親善試合でフル出場。しかし、23日に行われたプレミアリーグ第12節、エヴァートンとのマージーサイドダービーでは終盤に途中出場したのみとなっている。
スタリッジは、わずかな出場時間ながらマージーサイドダービーで89分に同点弾を挙げて3-3の引き分けに貢献している。同選手は、代表戦に出場したことを悔いてはいないと強調した。
「どんなコンディションであれ、イングランド代表の監督に選ばれたら、ベストを尽くすべきだ。僕はそう考えている。どこかに負傷を抱えていても、いなくてもね」
「(ロイ・ホジソン)監督は僕にチャンスを与えてくれた。イングランド代表のユニフォームを身にまとうことは、いつも大きな喜びなんだ」
リヴァプールのブレンダン・ロジャース監督は先日、スタリッジが数週間前から痛みを抱えていたことを明かしていた。スタリッジもそれを認めている。
「最近の3試合では、動きが制限されていた。ウェスト・ブロムウィッチ戦で、打撲を負ったんだ。ふとももで内出血が起きていた。それからミドルシュートを打ったりしたことで、より痛みを感じるようになってしまった。今は良くなっているけれどね」
「僕にとっては、トレーニングすることが重要なんだ。イングランドがアウェーで試合をしたから、あまり多くトレーニングできなかった。僕は試合前、1回しかトレーニングできなかったんだ」
スタリッジは、次節ハル・シティ戦での出場に意欲を示している。
「僕は運動量を必要とする。それを正しく確保しようと努めて、出場できる状態だと確かめることができる。ハル戦では良い状態にあると期待しているよ。何よりもチームに戻れることは素晴らしいことだ」