ゾフ氏(左)とドンナルンマ(右)【写真:Getty Images】
ミランの新星17歳GKジャンルイジ・ドンナルンマを“伝説の守護神”も太鼓判を押している。
今回コメントを発したのは元イタリア代表GKディノ・ゾフ氏。同氏は1982年ワールドカップで40歳にしてイタリア代表の主将を務め、チームを世界一に導いた。クラブシーンではユベントスで6度のセリエAを優勝しており、同リーグ903分間無失点を実現し歴代3位を記録している。
ゾフ氏は「イタリアには多くの素晴らしい若手GK選手がいる。(ジェノアの)マッティア・ペリン、(アタランタの)マルコ・スポルティエッロ、そして、ドンナルンマだ」と語った。
「彼について言及するのは早すぎるが、16歳(2月25日に17歳の誕生日を迎えた)でミランの守護神として君臨しているということは道は開かれているといって良いだろう」
かつてゾフ氏は「GKはワインと同じだ。歳を重ねるごとに熟成する」という名言を残した。17歳ながら既に確かな“味”を確認させるドンナルンマ。今後どのような熟成をみせていくか、期待が集まりそうだ。
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