アウェイでバイエルンを撃破したマインツ
2月6日の対戦の後にシュメルツァーが「3位にいることはまぐれじゃない」と言及したヘルタ・ベルリンは、3月11日のブンデスリーガ第26節で4位のシャルケを2-0で下した。依然として3位をキープしている。
13日にドルトムントが対戦するマインツは、現在5位に付けている。来季のヨーロッパリーグ出場を狙える好位置だ。2月28日の第23節にはレバークーゼンを3-1で下し、そして3月2日の第24節にはアウェイでバイエルンを2-1で撃破した。
6日の第25節はダルムシュタットに0-0で引き分けたが、直近の戦績を振り返れば、マインツが5位にいることも「まぐれじゃない」と言えそうだ。
しかしマインツの監督マーティン・シュミットは、慎重な姿勢を崩さない。次の目標を「勝ち点48」とする。10日付の『キッカー』誌で、インタビューに応じた。
「次の目標は前半戦が正しかったことを証明することだ」
マインツは前半戦を勝ち点24の8位で折り返した。現在勝ち点40のマインツは、あと8ポイント積み上げれば、「勝ち点48」となる。つまり後半戦の勝ち点も24となり、「前半戦が正しかったことを証明すること」になる。
「到達可能な目標がモチベーションの源となるんだ」
シュミットは、まず着実に勝ち点を積み上げることを考えている。だからなのか、あくまでドルトムントを格上と見ているようだ。
「バイエルン戦と同じように難しいゲームとなるだろうね。BVBについて付け加えることは、オーバメヤン、ロイス、ムヒタリヤンによる前線のハイテンポだ。何かを掴もうとするならば、バイエルン戦のような成果を示さなければならない」