インテルのイバン・ペリシッチ【写真:Getty Images】
【インテル 2-1 ボローニャ セリエA 第29節】
イタリア・セリエA第29節が現地時間の12日に行なわれ、日本代表DF長友佑都が所属するインテルはホームでボローニャと対戦した。
ロベルト・ドナドーニ監督が就任以降8勝6分4敗と好調を維持しているボローニャ。第25節にはユベントスの連勝記録を止めてみせた。一方のインテルはチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得のわずかな望みを繋ぐために全ての試合で勝利が必要となる。
長友は2戦連続で先発出場を果たす。前半はお互いにチャンスを決めきれず、均衡した展開でスコアレスドローでハーフタイムを迎える。前半は左サイドバックでプレーしていた長友だが、後半からダンブロージオと入れ替わり右サイドバックに移動する。
68分には長友が致命的なミスを犯す。CKのこぼれ球をジャッケリーニに奪われ独走カウンターに。しかし、これはMFメデルが懸命に戻り、なんとかシュートを打たせない。
すると、決定的なピンチをしのいだインテルに待望の先制点が生まれる。CKからダンブロージオが落とすと、ペリシッチが押し込みゴールを奪った。さらに直後の76分にもCKから追加点が生まれる。今度はミランダが落としたところをダンブロージオがボレーでねじ込んだ。
終了間際にはブリエンツァが一点を返すものの、2-1で試合終了。インテルが曲者ボローニャ相手に貴重な勝点3を獲得した。
【得点者】
73分 1-0 ペリシッチ(インテル)
76分 2-0 ダンブロージオ(インテル)
90分 2-1 ブリエンツァ(ボローニャ)
【了】