決勝点を挙げた金久保順【写真:Getty Images】
【ベガルタ仙台 1-0 鹿島アントラーズ J1 1stステージ第3節】
明治安田生命J1リーグ1stステージ第3節が12日に行われ、ベガルタ仙台は鹿島アントラーズと対戦した。前日が東日本大震災からちょうど5年ということもあり、被災地をホームとする2クラブの対戦は注目を集めていた。
試合は8分、ウイルソンのクロスに金久保順がボレーシュートで合わせてホームの仙台が幸先良く先制する。
後半は選手交代などで流れを引き戻した鹿島の猛攻にさらされるも、前節負傷した六反勇治に代わって出場のGK関憲太郎が好セーブ連発で同点ゴールを許さない。そのまま無失点で締め、仙台が昨年8月12日以来となるホームでの勝利を挙げた。
大震災から5年の節目の試合をものにし、早くも今季2勝目を挙げた仙台。地元からの声援と被災地への思いを胸に秘め、勇敢に戦い続ける。
【得点者】
8分 1-0 金久保順(仙台)
【了】