先発出場を果たした香川真司【写真:Getty Images】
【ドルトムント 2-0 マインツ ブンデスリーガ第26節】
ブンデスリーガ第26節が現地時間13日に行われ、ドルトムントはマインツをホームに迎えて対戦。マルコ・ロイスの得点などでドルトムントは2-0の勝利をおさめている。
前節はベンチ外だった日本代表MF香川真司だが、今節は公式戦4試合ぶりにスタメンに復帰した。対するマインツの日本代表FW武藤嘉紀は今節も負傷の影響で欠場している。
前半開始からドルトムントがボールを保持する時間は長いものの、なかなかシュートまで持っていくことができない。それでも23分、マルセル・シュメルツァーが一人で仕掛けてシュートを放つ。これは惜しくもGKロリス・カリウスにセーブされゴールとはならなかった。
反対にマインツも24分にコーナーキックからチャンスを作ったが、ここはドルトムントの選手が守りきり失点を免れている。すると30分、ゴンサロ・カストロが後方から一人でドリブルで攻め上がり、DF裏にスルーパスを送るとロイスが冷静にシュートを放ち先制点を決めた。前半はドルトムントが1点リードした状況で折り返す。
後半に入ると、開始直後からパス交換でドルトムントが攻め込み、香川がチャンスを作るも得点には至らなかった。51分、52分と立て続けにピエール=エメリク・オーバメヤンにチャンスが訪れるも、GKカリウスにファインセーブで止められてしまう。
そして73分、香川に決定機が訪れる。左サイドから味方が折り返しのクロスを送ると、香川が冷静に押し込み追加点を決めた。香川にとってリーグ後半戦の初ゴールとなっている。
その後もドルトムントはマインツを終始圧倒。結局、2点リードを守り切ったドルトムントが2-0の勝利をおさめている。次節、ドルトムントは20日にアウグスブルクのホームに乗り込んで対戦する予定だ。
【得点者】
30分 1-0 ロイス(ドルトムント)
73分 2-0 香川(ドルトムント)
【了】