前半23分、まさかのアクシデント
インテルは24日、ボローニャと対戦。長友は先発出場したが、前半途中で左足の痛みを訴え、25分にペレイラと交代し下がった。
19日の日本代表ベルギー戦では左足の違和感で出場を回避した長友だが、今週は無事にスタメン復帰。調子は良さそうだった。開始1分でアルバレスの縦パスを、柔らかい左足のトラップで足に収める。縦パスを入れて展開を動かしたり、アルバレスがサイドに張れば中に走り込むなど、戦術に沿った動きの質はいつもの通りだった。
ボローニャはしっかり守備を固め、体をぶつけんばかりの激しいプレスでインテルのビルドアップを切る。インテルにとっては簡単な試合ではなかったが、確実にプレーをしつつ相手の運動量が落ちる後半に後半にサイドを押し切るー普段通りならば、長友はそんなイメージをもっていたに違いない。
ところが、1点のビハインドで迎えた23分すぎにアクシデントが発生。左足の違和感を覚え走行が困難になった。ロランドを初めとしたチームメイトはベンチに交代を指示。プレーが切れたところで左足のふくらはぎをおさえ、ピッチに座り込んだ。
そして長友は2分後、ペレイラと交代し下がったのち、スタッフに介添されてロッカールームへと向かった。左足にアイシングやテーピングなどの形跡はなく、自力で歩いてはいたものの、左足はわずかに引きずっていた様子だった。
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