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リベリーにも中国の魔の手が迫る!? オファーの存在明かす

text by 編集部 photo by Getty Images

フランク・リベリー
フランク・リベリー【写真:Getty Images】

 長期離脱から復帰したバイエルン・ミュンヘンのMFフランク・リベリーが独『ビルト』のインタビューで過去のオファーの存在について明かした。

 現在32歳のリベリーはバイエルンで定位置を失っているが、負傷前は絶対的な主力としてブンデスリーガのDFたちを悩ませてきた。その活躍から過去に何度か移籍の噂が浮上したこともあったが、全く心を動かされなかったという。

 インタビューの中で「もしもっとお金が欲しいのなら、中国へ行かなければならないね。オファーがあったんだ」と述べ、昨今の移籍市場で”爆買い”が話題になった中国リーグからの誘いがあったことを認めている。

 しかしお金が移籍の判断基準になることはないようだ。リベリーは「僕の心のクラブであるバイエルンでタイトルを勝ち取りたい」と述べ、現所属クラブへの忠誠を誓っている。

 そして過去にあった移籍オファーについてもう一つ付け加えた。元フランス代表ウィンガーは「カルロ・アンチェロッティがチェルシーを指揮していた時、彼は僕を欲しがっていた」と2009年から2011年の間にプレミアリーグ移籍の可能性があったことを明かしている。

 アンチェロッティ監督はジョゼップ・グアルディオラ監督の後を引き継ぎ、来季からバイエルンを率いる。経験豊富なイタリア人指揮官にとって、念願だったリベリーの指導がもうすぐ実現するということだ。

 自身を高く評価してくれる指導者に対しリベリーは「過去にオファーをくれたことがアンチェロッティを信頼する理由になっている。彼の下でプレーしたい」と来季以降もバイエルンに残留する意思を明確にしている。現行の契約は2017年夏までとなっているが、「あと1、2年はプレーしたい」とさらなる契約延長にも意欲を示した。まずは負傷からの完全復活が待たれる。

【了】

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