フットサル日本代表を退任することとなったミゲル・ロドリゴ監督【写真:ジュニアサッカーを応援しよう!編集部】
日本サッカー協会(JFA)は11日、フットサル日本代表を率いているミゲル・ロドリゴ監督が契約満了により退任することを発表した。
ミゲル監督は2009年にフットサル日本代表の指揮官に就任。2010年AFCフットサル選手権では3位に終わったが、2012年と2014年は優勝を果たしている。2012年に開催されたFIFAフットサルW杯ではチームをベスト16に導いていた。
今年も2月にAFCフットサル選手権が開催され、フットサル日本代表はグループステージを3連勝で首位突破し、決勝トーナメントに駒を進めた。
しかし、準々決勝でベトナム代表と対戦しPK戦の末に敗れ敗者復活戦にまわることに。だが、ここでもキルギス代表に大敗を喫したことで、今年9月に行われるFIFAフットサルW杯の出場を逃していた。敗戦に関して「メンタルによるものが大きかったのではないかと感じている」と述べている。
次期監督については「私個人の意見としては、これまで日本とスペインのフットサルを融合させてチームづくりをしてきた」と答えたうえで「スペイン人監督が引き継ぐことを希望している」と話している。
また、会見中に東日本大震災発生の午後2時46分となり、一時中断。会場全員で黙祷を捧げた。
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