現在首位に位置するユベントス【写真:Getty Images】
イタリア・セリエAも残り10節と佳境に差し掛かっている。10日付けのイタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、スクデット(セリエA優勝)争いはユベントス、ナポリ、ローマに絞られたとみられている。
現在の勝点は首位ユベントスが「64」、2位ナポリが「61」、3位ローマが「56」となっている。一方で残り10節の対戦カードが最も厳しいのはローマで、インテル、ラツィオ、ナポリ、ミランとの対戦が残っている。
首位のユベントスは上位陣との対戦はミラン、ラツィオ、フィオレンティーナ。ナポリは上位陣との対戦がインテル、ローマのみと比較的有利な対戦カードだ。
日本代表DF長友佑都が所属するインテルは首位ユベントスと勝点差「13」、同代表FW本田圭佑が所属するミランは勝点差「17」と優勝争いに関しては絶望的な状況。3位のチャンピオンズリーグ(CL)権になんとか望みを託す形で、現実的な目標はヨーロッパリーグ(EL)出場権だろう。
近年まれにみる接戦となっているスクデット争いだが、果たしてどのクラブが優勝を勝ち取るのだろうか。
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