クロスは両チーム最多タイも…【写真:goal.com】
24日のブンデスリーガ第13節、ハノーファーはアウェーでのハンブルガーSV(HSV)戦を1-3で落とした。酒井宏樹は右サイドバックでフル出場を果たしている。
ハノーファーは28分、相手のミスが起点となったチャンスを決めて先制。しかしその3分後、MFミラン・バデリのスーパーゴールによってMFラファエル・ファン・デル・ファールト不在のHSVに追いつかれると、後半にさらに2点を奪われ、逆転負けを喫した。
酒井宏は失点に絡むことなく、攻撃では5本のクロスを上げるなど存在感を示している。56分にMFマヌエル・シュミデバッハに送ったクロスは、ゴールとはならなかったものの、ハノーファーの数少ない決定機の一つとなった。
ドイツ2大紙は、GKロン=ロベルト・ツィーラーを除くハノーファー全員に低評価を下している。チーム平均点4.86の『ビルト』で、酒井宏の採点は5。一方チーム平均点4.1の『キッカー』は、同選手のパフォーマンスに4を付けている。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)
また地元メディア『ハノーファーシェ・アルゲマイネ』では、チーム平均点が4.5。酒井宏は平均点同様の採点で、以下のような寸評を掲載した。
「日本人選手はまずまずの出だしを見せたが、試合が進むにつれ、ほかのメンバーと同様に内容が悪化した。何度か攻撃に参加したが、クロスを試みずに後ろに向く場面が目立った」
7試合勝ちなしのハノーファーは13位に後退。次節はホームにフランクフルトを迎える。