ズラタン・イブラヒモビッチ【写真:Getty Images】
パリ・サンジェルマン(PSG)は現地時間9日、チャンピオンズリーグ(CL)ベスト16の2ndレグでチェルシーと対戦し、アウェイで2-1の勝利を収め、2戦合計4-2でベスト8進出を決めた。
この試合で、PSGのズラタン・イブラヒモビッチは1得点1アシストの活躍を見せた。ホームでの1stレグでも直接FKを決めており、ラウンド突破の立役者となっている。
これで4シーズン連続でベスト8進出となったPSGだが、イブラヒモビッチは試合後に英TV局『BRスポーツ』のインタビューに応え、さらなる躍進を誓った。
「オレたちは忍耐強くポゼッションし、決めるべきチャンスで2得点を奪った。全体的にオレたちの思い通りの展開だった。オレたちは上手くやっている。どこまでいけるか分からないが、オレたちはまだ満足していない」
チェルシーとは3シーズン連続で対戦しているPSGだが、昨季の対戦でイブラヒモビッチは前半にレッドカードを提示されて退場となっている。
今回の活躍でその汚名を返上したイブラヒモビッチだが、「今年は20分以上ピッチに残っていたかったからな! オレたちは良い試合をしたし、とても落ち着いていた」と力強く語っている。
巨額の移籍金を投じて大型補強を続けるPSGは、CL優勝を最大の目標に掲げている。
これまでオランダ、イタリア、スペイン、フランスでリーグ優勝を経験したイブラヒモビッチだが、いまだCL優勝はない。今季こそ、その野望を果たすことができるだろうか。
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