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独紙評価:「ファルファンがいると内田も強くなる」

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ドイツメディアの一部では及第点
ドイツメディアの一部では及第点【写真:goal.com】

23日に行われたブンデスリーガ第13節フランクフルト対シャルケは、3-3の引き分けに終わっている。シャルケDF内田篤人はフル出場を果たし、クロスから相手のオウンゴールを誘発。フランクフルトMF乾貴士は出番がなかった。

シャルケからのレンタルで加入した、MFトランクイッロ・バルネッタをトップ下に置いたフランクフルト。序盤は良い形で攻め上がったが、先制したのはシャルケだった。内田がボックス手前右からファーへ送ったクロスをフランクフルトMFヨハネス・フルムが触り、ボールは枠内に吸い込まれた。

その数分後にリードを2点に広げたシャルケだったが、後半にオウンゴールを挽回するフルムのヘディング弾、FWホセルの2ゴールで一時逆転を許す。だが主将DFベネディクト・ヘヴェデスの一発によって、敗戦を免れている。一方フランクフルトは、ここ7試合中6試合で82分以降に失点と、終盤に集中力を落としているようだ。

『ビルト』は内田にチーム平均点3.75以下の4を付けている。チーム平均点は4と、シャルケの選手全員にやや低めの採点を付けた『キッカー』では、内田のパフォーマンスに対する評価はチーム2位タイの3.5だった。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

地元メディアでも、内田に対する評価は平均以上と以下に分かれた。『ヴェストドイチェ・アルゲマイネ』(チーム平均3.9)は4をつけ、以下のような寸評を記している。

「先制点を彼が導いたと言うのには、大きな無理がある。14分、日本人選手がクロスを放った際、フルムがゴールネットを揺らすようにボールを頭に当てた。内田は精力的に攻撃に参加したが、効果はなかった」

一方、『ヴェストドイチェ・アルゲマイネ』とチーム平均点が同じだった『レヴィアシュポルト』では、3-(マイナス)と及第点。寸評は次のとおりだった。

「フルムがクロスを自陣ゴールに向け、シャルケは奇妙な形でリードを奪った(14分)。豊富な運動量を見せ、守備でのミスもまったくなかった。ほぼいつも通り、ジェフェルソン・ファルファンが出場すれば『ウッシー』も強くなる」

今シーズン3度目の3-3を記録したシャルケは、6位と順位に変動なし。8試合勝ちなしのフランクフルトも、15位で順位は変わらなかった。

Goal.com

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