リオデジャネイロ五輪女子アジア地区最終予選第5戦が9日に行われ、日本は北朝鮮に1-0で勝利し大会を終えた。

「残念ながらオリンピックにはつながらなかったですけど、このメンバーで戦う最後の試合だったので、しっかり勝って終わりたいなと思って」ピッチに立った岩渕真奈は、途中出場で決勝ゴールを挙げる活躍を見せた。

　自身は交代出場がメインながら大会を通じて3得点を記録し、チームを最後の勝利に導いた。その試合を振り返り「最後まで全員でしっかり戦った結果が勝利につながった」と喜びと安堵を口にしている。

　なでしこジャパンは一つの区切りを迎え、また新たな一歩を踏み出す。岩渕は「ゼロからのスタートですけど、しっかり応援してもらえるようなチームを作っていきたい」と新世代の中心としての自負を語った。同世代で唯一5年前のW杯優勝を知る者として、日本女子サッカーの未来を担う準備はできている。

【了】