ディディエ・ドログバ【写真:Getty Images】
MLSのモントリオール・インパクトに所属する元コートジボワール代表FWディディエ・ドログバのフェイスブックアカウントが、イスラム過激派組織『ISIS』によってハッキングされていたことが明らかとなった。英紙『デイリー・スター』などが報じた。
同紙によれば、ISISはドログバのフェイスブックアカウントを一時的にハッキングし、プロフィール画像などをISISのロゴに変更。さらに、そのロゴは画像としても投稿されている。現在は当該画像は削除され、プロフィールなども元通りとなっている。
今回犯行に及んだのは、ISISの中でも「the Sons of the Caliphate Army(カリファイト軍連盟)」と呼ばれる集団とみられており、投稿された画像にも「S.C.A」の文字が記されていた。
フェイスブック社はISISに関連するアカウントを凍結させる作業を行っているが、ISIS側はこれに抵抗する姿勢を示しており、日々アカウントは増えているという。また、ISISはこれまで1万件以上のフェイスブックアカウントを乗っ取っており、今回はスター選手であるドログバが被害者となってしまった。
ドログバはかつてチェルシーに所属し、チャンピオンズリーグ(CL)やリーグ優勝など数々のタイトルを獲得。自身のフェイスブックには、877万人ほどのフォロワーを持っている。
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