現地時間の6日にバイエルン・ミュンヘンとの天王山を戦うボルシア・ドルトムントだが、日本代表MF香川真司は大一番でベンチ外となった。
前節にバイエルンがマインツに敗れたことで、第25節を迎えて2位ドルトムントは首位バイエルンと勝点差「5」に迫っていた。ホームでの直接対決に勝利すれば勝点差が「2」に縮まるだけに、試合前日インタビューでトーマス・トゥヘル監督は「根本的な雰囲気が変わっている」とチームがポジティブな空気に包まれていることを強調していた。
しかし、直近の試合で調子を落としている香川は先発メンバーはおろか招集メンバーにも選ばれることはなかった。トゥヘル監督は中盤にベンダー、ヴァイグル、ギュンドアンを選択している。
前半戦は好調を維持していた香川だが、指揮官の信頼を完全に失ってしまったのだろうか。
【了】