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「レスターはラグビーチームかと…」。“大車輪”マハレズ、移籍前のエピソード明かす

text by 編集部 photo by Getty Images

マハレズ
レスター・シティのリヤド・マハレズ【写真:Getty Images】

 アルジェリア代表MFリヤド・マハレズは、現在プレミアで首位に立つレスター・シティで大車輪の活躍を見せているが、レスターに移籍する前の意外なエピソードを語った。英紙『ザ・サン』が伝えている。

 フランス・リーグ2(2部)のル・アーブルでデビューしたマハレズは、現在横浜F・マリノスで指揮を執るエリック・モンバエルツ監督のもとでもプレー。トップリーグでプレーすることはなく、2013/14シーズン途中に当時チャンピオンシップ(イングランド2部)に所属していたレスターに移籍した。

 マハレズは、「僕はレスターのことを知らなかった。フランスでは本当に知られていないんだ。彼らはチャンピオンシップにいたからね。僕はラグビーのクラブだと思っていたんだ!」と、フランス時代にレスターのことを知らなかったと明かしている。

 実際に、レスターには『レスター・タイガース』というラグビー強豪チームが存在する。昨季は11シーズンぶりにプレミア昇格を果たすが、2008/09シーズンは3部にも降格するなど、欧州トップリーグの表舞台とは無縁のクラブだった。

 それでも、今季は14得点10アシストを記録するウィンガーは、レスターこそが自身にとって最高のクラブだと語っている。

「それから僕はここに来て設備を見た。レスターとサインしたことを後悔なんてしてないよ。これまで僕が過ごした中でもベストのクラブだ。レスターはこれまでで最高のシーズンを送っている。僕らはさらに前身する必要があるね」

 今節はウェストブロムウィッチと引き分けに終わり、首位陥落の恐れもあったレスターだが、トッテナムがウェストハムに敗れたことでトップを守っている。

 今季の躍進で、世界中のサッカーファンに“レスター・シティ”というサッカーチームの名を知らしめている。

【了】

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