ラミレス【写真:Getty Images】
今冬の移籍市場でヨーロッパのクラブを抑えて台風の眼となった江蘇蘇寧。1日のAFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ第2戦では韓国の全北現代に3-2で勝利を収めた。
しかし、終盤に事件が起こっている。後半アディショナルタイム、チェルシーから加入したブラジル代表MFラミレスが全北のイ・ドングッに手を出したとみなされ主審にレッドカードを提示されてしまった。
この試合でアレックス・テイシェイラが挙げた江蘇蘇寧の1点目と3点目のウー・シの得点を演出し、中盤で圧倒的な存在感を放っていたラミレスは次節アウェイFC東京戦の出場停止が確実となった。AFCの処分によっては2試合出場停止の可能性もあり、ホームでのFC東京戦も起用できないかもしれない。
ラミレスにA・テイシェイラ、ジョーのブラジルトリオはすでに別格の実力を披露しており注目を集めていた。FC東京にとっては朗報だが、世界クラスのセントラルMFを日本で見られる数少ない機会が失われ残念な思いを抱えるファンも多くいるだろう。
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