浦和レッズは27日、柏レイソルとJ1・1stステージ開幕戦で対戦して2-1の勝利を収めた。

　試合後、日本代表DF槙野智章が記者団の取材に応じた。この日は浦和の球際の強さが目立つ試合だったが、記者団の注目は別の部分にも集まっていた。それは、槙野の口ひげだ。

　24日に行われたACLシドニーFC戦では口ひげを生やしてピッチに現れたことで話題となったが、柏戦は一転して剃っている。

　記者団からそれについて聞かれると、「あまりにも不評で…。昨日の夜にしっかりと剃りました。耐えられなかったんですよ！」と話し、記者たちの爆笑を誘った。

「今までいろんなことしてチャレンジして、いろんなことにダメダメと言われ、それでもブレない槙野がついにひげを剃りました。その辺の選手がごちゃごちゃ言われましたね。『あの槙野がついにブレたぞ』と。初めてブレました。今日の勝利は一番僕が安心しましたね。（シドニー戦からの勝利の）流れが変わるんじゃないかと思ったんですけど、良かったです」

　笑顔を見せる一方、今季の課題について聞かれると、「今シーズン、Jリーグのテーマのひとつでもある“デュエル”ですね。1対1の部分、球際の部分、攻守の切り替えというところは、今シーズン、サッカーファンのみなさんにも楽しんでもらえるようなプレーをしないといけないというのもあります」と、真剣な表情で答えてくれた。

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