レアル・マドリーはダービーに敗れてジダン監督初黒星となった【写真:Getty Images】
【レアル・マドリー 0-1 アトレティコ・マドリー リーガ第26節】
現地時間27日、リーガエスパニョーラ第26節でレアル・マドリー対アトレティコ・マドリーによる“マドリード・ダービー”が行われた。
マドリーはガレス・ベイルが欠場したものの、出場が危ぶまれていたカリム・ベンゼマが先発に名を連ねた。
試合開始からマドリーはクリスティアーノ・ロナウド、アトレティコはアウグスト・フェルナンデスがシュートを放つ。その後もC・ロナウド、ベンゼマが狙うも得点は奪えない。
アトレティコもコケ、アントワーヌ・グリーズマンが反撃を試みるも、両チームともに得点を奪えないまま後半へと突入する。ベンゼマは前半のみのプレーとなり、ジネディーヌ・ジダン監督はボルハ・マジョラルを後半から投入する。
しかし、先制したのはアウェイのアトレティコだった。左サイドのフィリペ・ルイスからの折り返しをグリーズマンが詰めて1-0とする。
ジダン監督はルーカス・ヴァスケス、ヘセ・ロドリゲスなど攻撃のカードを切る。しかし、最後までアトレティコのゴールを破ることはできず、ホームでのダービーで痛恨の敗戦となった。
ジダン監督が就任して以降は無敗を続けてきたマドリーだったが、ダービーで公式戦初黒星を喫してしまった。
3位のマドリーは敗れたことで2位アトレティコとの勝ち点差は4に広がり、翌日に試合を控える首位バルセロナとの勝ち点差を詰めることができなかった。逆転での優勝を狙っていたマドリーだったが、ますます遠のいてしまった。
【得点者】
53分 0-1 グリーズマン(アトレティコ)
【了】