セリエA首位ローマ、月曜日にカリアリ戦【写真:goal.com】
セリエAで首位に立つローマは、25日にホームで第13節のカリアリ戦に臨む。ルディ・ガルシア監督は会見で、現在のチーム状態や試合への見通しについて語っている。
1ポイント差で追う2位ユヴェントスは24日にリヴォルノと対戦するため、ローマは試合の時点で暫定2位に後退している可能性もあるが、自分たちのことだけを考えるべきだとガルシア監督は強調する。
「我々にあるのは勝利への意欲だけだ。すべては自分たち次第だ。月曜の夜に勝てば首位は変わらない。今までの戦いが我々にとっての自信になるし、自信にしなければならない。優勝候補の一角であるチームに対してわずか1ポイントの差なので、地に足をつけて戦っていくべきだ」
カリアリ戦を2日後に控え、23日にはローマの本拠地オリンピコでラグビーのイタリア代表対アルゼンチン代表の試合が行われた。ガルシア監督はピッチ状態への懸念を口にしている。
「楕円形のボールをサッカーコート内で転がす必要があるというケースは見たことがなかった。サッカーの試合の2日前にラグビーの試合があるというのは奇妙なスケジューリングの結果によるものだ」
「グラウンド状態は最悪のものになるだろう。3日前から雨も降っている。(ラグビーのイタリア対アルゼンチンは)密集での争いが少なく、両チームが手を使ったオープンな試合をしてくれることを願いたいものだ」
DFヴァシリス・トロシディスが負傷し、マイコンとフェデリコ・バルザレッティもコンディションが万全ではないなど、選手たちの状態は思わしいものではない。一方で、FWジェルビーニョの復帰は朗報だ。
「負傷している選手は多いが、ドクターとフィジオセラピストたちは素晴らしい仕事をしてくれた。トロシディスは出場できないが、他の選手たちは全員出場できる状態になると思っている。マイコンは明日(24日)には全体練習に合流できるだろう。バルザレッティもそう期待している」
「ジェルビーニョの復帰? 彼は独特な選手で、彼がいることで深い位置へ攻め入ることができるようになる。大きな復帰だが、彼にもほかのアタッカーたちにも、チーム全体のプレーが必要だ。良いプレーをして、最後の30メートルまでうまくボールを運べなければならない」