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【EL突破条件】ドルトが抱える有利なスコアと不安なデータ。マンUは勝利逃せば敗退決定

text by 編集部 photo by Getty Images

ドルトムント
ドルトムントの香川真司【写真:Getty Images】

 現地時間25日、欧州各地でヨーロッパリーグ(EL)ベスト32・2ndレグが行われる。

 香川真司が所属するドルトムントは、ホームでの1stレグでポルトに2-0の先勝を収めている。2ndレグでは引き分け以上ならもちろん、敗れてもスコア次第では突破が決まる有利な条件にある。

 しかし、対するポルトは直近10年間でドイツ勢にホームで負けたことはなく、昨季はチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグでバイエルンにも勝利している。また、ドルトムントもポルトガル勢を苦手としており、過去一度もアウェイで勝利したことがない。

 1stレグでクラブ史上初めて両クラブが対戦しているだけに、過去のデータが覆るのかどうかに注目が集まる。

 また、マンチェスター・ユナイテッドは1stレグでアウェイとはいえ格下と目されていたデンマークのミッティランに1-2の敗戦。アウェイゴールを奪っているが、ホームでの2ndレグで勝利を逃した時点で敗退が決定し、ルイス・ファン・ハール監督の立場はますます危うくなる。

 リバプールはアウグスブルクと、シャルケはシャフタール・ドネツクとそれぞれ1stレグをスコアレスドローで終えている。トッテナムはフィオレンティーナとアウェイで1-1で引き分けている。

 主な対戦カードの突破条件は以下の通り。

■ポルト vs ドルトムント(1stレグ:0-2)
ポルト:3点差以上の勝利
ドルトムント:勝利、引き分け、1点差または1点以上挙げての2点差敗戦
※ポルトが2-0のリードで90分を終えた場合は延長戦

■マンチェスター・ユナイテッド vs ミッティラン(1stレグ:1-2)
ユナイテッド:1-0または2点差での勝利
ミッティラン:勝利、引き分け、3点以上挙げての1点差敗戦
※ユナイテッドが2-1のリードで90分を終えた場合は延長戦

■リバプール vs アウグスブルク(1stレグ:0-0)
リバプール:勝利
アウグスブルク:勝利、1得点以上を奪っての引き分け
※0-0で90分を終えた場合は延長戦

■シャルケ vs シャフタール(1stレグ:0-0)
シャルケ:勝利
シャフタール:勝利、1得点以上を奪っての引き分け
※0-0で90分を終えた場合は延長戦

■トッテナム vs フィオレンティーナ(1stレグ:1-1)
トッテナム:勝利、0-0の引き分け
フィオレンティーナ:勝利、2得点以上を奪っての引き分け
※1-1で90分を終えた場合は延長戦

【了】

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