イングランド・プレミアリーグのチェルシーは同性愛者に向けたファンクラブの設立援助を発表した。24日付けスペイン紙『マルカ』が報じている。

　クラブは非営利団体であるゲイ・フットボール・サポーターズ・ネットワークの会長であるエド・コンネル氏と協力。ゲイ、レズビアン、バイセクシャル、トランスジェンダーへ向けたネットワーク・チェルシーファンクラブを設立すると発表した。

　チェルシーはこのセクシャルマイノリティとの架け橋となる新しい試みに対し「誇らしく思う」とコメントしている。

　さらにファンクラブの創始者であり、チェルシー年間パス所有者であるエド・コンネル氏も次のように満足感を語っている

「とても誇らしく感じている。この12年間、サッカー界でのホモフォビアと戦ってきた。クラブがチェルシーファンの同性愛者たちを受け入れてくれるファンクラブ設立のサポートをしてくれることは非常に素晴らしいことだ」

　パイオニアクラブとして新たな試みを行なうチェルシー。その他のクラブへの影響にも期待が集まりそうだ。

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