ハノーファーの清武弘嗣【写真:Getty Images】
清武弘嗣はハノーファーの残留を諦めていはいない。ドイツ紙『キッカー』は24日、日本代表MFの“不屈の精神”を特集した。
現在、清武が所属するハノーファーはブンデスリーガで勝点14で最下位に沈んでいる。同リーグでは17位と最下位がドイツ2部に自動降格、16位クラブは入れ替え戦に出場する。ハノーファーは第22節終了時点で15位フランクフルトと勝点差8をつけられている。
清武は昨年11月より第5中足骨骨折で離脱を強いられていたが、前節のアウクスブルク戦で復帰を果たした。「今はいい感じです。あとはコーチが決める」と語っている。冬の移籍でハノーファーに加入した山口蛍についても「彼は多くのボールを奪取できる」と称賛している。
チーム状況については「間違いなく難しい状況です」としながらも、「全てを出し続けなければいけない」と意気込みを語った。
「全試合を楽しみにしています。僕はエネルギーに満たされているし、この状況に感化されている」
同紙は清武の不屈の精神を「侍のメンタリティ」と称賛。果たして、二人の日本人選手はチームを降格の危機から救うことはできるのだろうか。
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