タイトル獲得を掲げるも終わってみればギリギリ残留
昨季は目指す場所と結果のギャップに苦しんだ1年だった。シーズン開幕時は要所を抑えた補強に成功し、タイトル獲得を目標に掲げてスタート。しかし、終わってみれば最後の最後まで浮上のきっかけをつかめず15位でフィニッシュ。残留が決まるまでギリギリの戦いが続いた。
今年は新潟にとってクラブ創設20周年という特別な年。そんな重要なタイミングで柳下正明監督が退任し、昨季柏レイソルを率いた吉田達磨新監督を迎えた。コーチングスタッフも一新し、リスタートの位置付けで開幕を迎える。
まず重要なのは前半戦をどのポジションで終えるかだ。昨季は1stステージでわずか3勝しか挙げられず降格圏の17位に沈んでいた。2ndステージは5勝を挙げたが、前半の出来が最後まで足かせになってしまった。今季はけが人を最小限に抑え、1stステージを”ハッピーにターン”できれば波に乗れるだろう。