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ベッカム氏がモウリーニョのプレミア帰還を予言。古巣へ愛ある批判も

text by 編集部 photo by Getty Images

ベッカム氏がモウリーニョのプレミア帰還を予言。古巣へ愛ある批判も
デイビッド・ベッカム氏【写真:Getty Images】

 ルイス・ファン・ハール監督率いるマンチェスター・ユナイテッドは低迷を続けている。指揮官交代が叫ばれ、ジョゼ・モウリーニョ新監督就任が近いとされている。これを受けてかつてユナイテッドで活躍したデイビッド・ベッカム氏が興味深い発言を残した。

 イギリスのラジオ『talkSPORT』に出演した同氏は「モウリーニョがいますぐプレミアリーグへ戻ってくることを願っている。ゲームには彼のようなキャラクターが必要だ。ファン・ハールはユナイテッドの監督である限り常に憶測を呼び、批判にさらされ続けるだろう」と現指揮官を批判するかのような口ぶりで”スペシャル・ワン”の到来を示唆した。

「最も重要なのはシーズンが終わった時のことで、それからどうなるか見てみよう」とお決まりのセリフで濁したが、「これまでのところ失望のシーズンになってしまっている」と古巣のパフォーマンスを嘆いている。

 そして批判の矛先はフロントにも向く。「ファンとしてスランプを経験しないことを望んだが避けられなかった。監督だけの問題ではない。ファーガソンが去ったのは本当に大きなことで、キーンやスコールズ、ギグスたちのような選手も失った。彼らはトッププレイヤーで、歴史的にも偉大な人物たちだった。デイビッド・ギルCEOはユナイテッドから遠く離れていってしまった。彼らフロントもすべてクラブに不可欠な部分なんだ」と、経営陣の無策ぶりを非難している。

「マンチェスター・ユナイテッドはマンチェスター・ユナイテッドだ。好きか嫌いかは重要でない。世界で最も大きなクラブで、その評判を維持し続ける必要がある。そのための唯一の方法はトロフィーを獲得ことだ」と述べたベッカム氏。これらの批判も、モウリーニョ監督就任を匂わせる発言も古巣への愛ゆえに飛び出たものだろう。

【了】

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