ティエリ・アンリ氏【写真:Getty Images】
チャンピオンズリーグ(CL)で対戦することになるバルセロナとアーセナルでプレーしたティエリー・アンリ氏が、勝負の行方をイギリス紙『ザ・サン』で語った。
アンリ氏は1999年にアーセナルへ移籍。公式戦373試合に出場し235ゴールを記録し、得点王やリーグ戦無敗優勝などに貢献した。さらに2007年にはバルセロナに移籍し、公式戦121試合に出場し49ゴールとリーグ戦優勝やCL優勝に貢献した。
所属した元クラブが対戦する現地時間23日に行われるCLだが、アンリ氏はバルセロナが有利と考えており、その中心にはFWリオネル・メッシがいると語った。アンリ氏は「レオ(・メッシ)をマークしようなんて考えないほうがいいし、(FWルイス・)スアレスや(FW)ネイマールがいるので彼を止めるのに3人もの選手を割くことも出来ない。ひとりを止めるんじゃなくてチーム全体を止めなければならない」とし、さらに「アーセナルにはかなりの幸運と完璧な1日が必要だね」と認めている。
メッシと共にプレーしたアンリ氏は「レオ(・メッシ)は時々人間であると忘れてしまうくらい特別だ。彼がノっていたら、誰も止めることは出来ない」と賞賛を惜しまなかった。果たして、アーセナルはバルセロナ相手に奇跡を起こすことができるのだろうか。
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