今夏の移籍市場で移籍する可能性が浮上したダビド・オスピナ【写真:Getty Images】
アーセナルに所属するコロンビア代表GKダビド・オスピナが、出場機会の減少により今季終了後にもチームを退団する可能性を示唆した。18日に英紙『デイリー・スター』が報じている。
同紙によると、昨年夏の移籍市場でチェルシーからGKペトル・チェフを獲得したことでオスピナの出番が減少。これにより不満を溜めているオスピナは今夏の移籍市場で移籍することを検討しているようだ。
ただ、アーセナルを率いるアーセン・ヴァンゲル監督は「私はここで、彼が将来もGKを勤めることができると思っている。ペトル・チェフは年を重ねているし、場合によっては多くの出場機会を得ることができるんだ。私はオスピナが公平に扱われていないなんて思っていないことを信じている」と語り、オスピナの残留に期待していることを明かしている。
オスピナは昨季公式戦23試合に出場したが、今季は公式戦4試合の出場となっている。さらにヴェンゲル監督は次期キャプテン候補にチェフを考えているため、オスピナの出番が増えるとは考え難い状況だ。今夏にオファーが届いた場合は、移籍を決断するかもしれない。
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