中国スーパーリーグのクラブから興味を示されているミラン所属のコロンビア代表FWカルロス・バッカが、チームに残留することを宣言した。18日に伊メディア『フットボールイタリア』が報じている。

　同メディアによると、名前こそ明かされていないものの今冬に中国のクラブからオファーが届いていたとのこと。しかし、バッカはこれを断り「僕はミランで幸せ」と語っているようだ。

　また、マンチェスター・ユナイテッドやバイエルン・ミュンヘンなどが夏の移籍市場で獲得を狙っていることに関しては「僕はミランで満足している。ファンからの愛情を楽しんでいるし、物事がうまくいっていると思う。

スタート時点では、ミランの戦術の面で問題があったけど、エムベイェ・ニアンがストライカーとしての多くの仕事をしてくれて、それがゴールに到達手助けになっている。センターフォワードとしても良い気分だよ」と語り、ミランでの生活を楽しんでいる様子を見せた。

　バッカは昨年夏の移籍市場でセビージャからミランに加入後、公式戦28試合で15得点を決めている。ミランにとっての得点源であり、欠かせない存在となっているだけに、本人から残留の意思を聞けたことは朗報と言えそうだ。

【了】