浦和レッズの柏木陽介【写真:Getty Images】
Jリーグは18日、新シーズン開幕に向けて『Jリーグプレスカンファレンス』を開催し、Jリーグ全53クラブの選手が参加した。
浦和レッズを代表して参加した日本代表MF柏木陽介は、今季のアジアチャンピオンズリーグ(ACL)に向けた意気込みを語っている。
昨季はグループリーグで敗退してしまった浦和だが、柏木は当時を振り返って「自分たち(の力)が出せない大会なので凄く悔しいですし、毎回出たい、この大会で優勝したいなと思います。悔しかったですけど、逆に今年やってやろうという気持ちがあります」と力強く語った。
今季のACLでは、昨季アジア王者の広州恒大が同じグループに属している。広州恒大といえば、この冬にアトレティコ・マドリーからコロンビア代表FWジャクソン・マルティネスをアジア移籍金最高額の4200万ユーロ(約55億円)で“爆買い”したことで話題となっている。
2014年のブラジルW杯の日本戦で2ゴールを決めてMVPにも選ばれた因縁の相手でもあるが、柏木はどうやらJ・マルティネスのことを知らなかったようだ。冗談を交えながら、記者団の笑いを誘っている。
「正直、全然その選手は分からないんですけど…。凄いっていうのは聞いてるんで。前の選手に凄いのが揃ってるのが広州だと思ってますし攻撃的なんですけど、前やった時(2013年)もホームで勝てたのでやれるというのが強い。強い選手は僕が相手するわけではないので(笑)。DFの選手に任せて、僕は攻撃的にチームの勝利に貢献できるように頑張っていきたいと思います」
浦和は、3月16日にアウェイで広州恒大と対戦する。敵地で勝利を収め、因縁の相手に自らの名前を知らしめる活躍ができるだろうか。
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