ガンバ大阪の岩下敬輔【写真:Getty Images】
Jリーグは18日、新シーズン開幕に向けて『Jリーグプレスカンファレンス』を開催し、Jリーグ全53クラブの選手が参加した。
ガンバ大阪を代表して参加したDF岩下敬輔は、壇上で今月14日にこけら落としされた新スタジアムについて語っている。
「観客席の一番下から見ると選手と同じ目線で観られるので、(選手と)同じ感覚を味わえるスタジアムになっています。その辺も含めて体感してほしいなと思いますし、この間こけら落としをやったんですけど良い雰囲気だったので、みなさん来てほしいです」
新設された市立吹田サッカースタジアムは、外観だけでなく設備面でも最新の技術が用いられている。「海外のスタジアムも取り入れているので、凄く良いスタジアムになっている」と述べた岩下だが、ここで裏話を暴露して記者団の笑いを誘っている。
「ウチの遠藤(保仁)が全て選手の要望というのを会社の人に伝えているので、僕ら選手みんなのっていうよりも、遠藤選手の自己満というか…(笑)。コンセントも遠藤選手の要望で結構つけたみたいなんですけど、経費削減って言ってた割には遠藤選手の言うことは、クラブは結構聞くんだなと思いました」
G大阪は、今季もJリーグに加えてアジアチャンピオンズリーグ(ACL)も並行して戦う。昨年はブラジル代表MFパウリーニョら豪華メンバーを揃えるアジア王者の広州恒大に敗れてベスト4で敗退となった。
岩下は当時の試合を振り返り、「結果的には負けたんですけど、試合自体はやれる部分があった試合だったので、“爆買い”に負けたなっていう感じでした」と話した。
そんな裏話満載の新スタジアムは、28日に鹿島アントラーズを迎えて初の公式戦が開催される。
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