エイバルの乾貴士【写真:Getty Images】
スペインメディア『マンダ・ペロタス』が、エイバルに所属する日本代表MF乾貴士を称賛している。
同メディアは、「乾貴士、インプーラ(エイバルのホームスタジアム)の“彗星”」と題して特集。さらには中田英寿氏や本田圭佑、香川真司らとも比較できる選手だと称賛している。
「この日本人は、エイバルファンの象徴的な選手である。彼の努力、人間性、献身性はクラブで最も大きな影響を与えている。中田、本田、香川と並ぶアイドルとして比較される」
さらに、野洲高校時代からこれまでの所属クラブや各世代の日本代表の経歴などを細かく紹介している。
これまでのリーガエスパニョーラでは、城彰二氏や大久保嘉人、中村俊輔、ハーフナー・マイクなどの選手が挑戦しているが、いまだ成功を収めた日本人選手はいない。しかし、同メディアは乾がスペインで活躍できると太鼓判を押している。
「ここまでのリーグ戦で、乾は最も重要な選手のひとりである。この若手選手は、このリーグでプレーする8人目の“サムライ”だ。同朋の選手たちはスペインのトップリーグで成功を掴めなかった。乾はその呪いを壊したがっており、ヨーロッパの高いレベルへの足掛かりとしている」
乾はここまで17試合に出場して2得点3アシストを記録している。日本代表にはヴァイッド・ハリルホジッチ監督の就任初戦となった2015年3月以来招集はないが、1年ぶりの代表復帰となるだろうか。
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