レアル・マドリーのロベルト・カルロス氏【写真:Getty Images】
レアル・マドリー下部組織のスタッフとなったロベルト・カルロス氏が16日、母国のエースでありライバルクラブであるバルセロナのFWネイマールについてスペインラジオ局『カデナ・セール』でのインタビューで語っている。
ネイマールにはマドリーのフロレンティーノ・ペレス会長が獲得を目指しているとされているが、R・カルロス氏は興味を持っていないようだ。「ネイマールをそっとしておこう。彼は今いるところで幸せだ」と話し、さらに「我々にはとても良い選手たちがいる」と語った。
また、R・カルロス氏はサンティアゴ・ベルナベウがコパ・デル・レイ決勝の候補会場となっていることについて不満を露わにしている。「ベルナベウを決勝に貸すことはないよ。国内にはたくさんのスタジアムがあるし、何でベルナベウなんだ?」と語り、「バルセロナは我々がサラゴサと対戦した2004年のコパ決勝のカンプ・ノウ開催を拒否した」と宿敵の過去の行ないを引き合いに出している。
ネイマール、コパ・デル・レイ決勝地問題で揺れるマドリーとバルセロナだが、解決の糸口を見出すことはできるのだろうか。
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